NTTドコモ

embot(エムボット)

「embot」(エムボット)は、NTTドコモが企画・開発した子ども向けのプログラミング教育用ロボット(STEM教材)。NTTドコモの新規事業創出プログラムである「39works」から生まれた。外装パーツにダンボールを用いていることが大きな特徴のひとつ。ハサミやノリで工作したり、サインペンなどで気軽に彩色したり、子ども達の自由な発想でデザインすることができる。ロボットを組み立てることで電子工作やものづくりの基礎などを学ぶことができ、完成したロボットはスマートフォンやタブレットのアプリを使って簡単な操作でプログラミングすることができる。また、組み立て後もドリル学習でプログラミング学習を深く学ぶことができる。製品は個人用のキットの他、教育機関向けもあり、プログラミング授業サポートツールとして「プログラミング授業の進め方冊子」やDVD、プログラミング説明用マグネット、embotを使用した学習指導案などが用意されている。embot公式サイトのほか、タカラトミーモールでも販売している。

日本 NTTドコモ 教育・STEM 学校 家庭内 教育機関 個人 法人

NTTドコモ

embot(エムボット)

メーカー希望小売価格

4,800 円 (税抜)

産業技術総合研究所

パロ(PARO)

パロは、タテゴトアザラシの赤ちゃんをモチーフにしたメンタルコミットロボット。長さ約57cm、重さ約2.7kg。世界でもっともセラピー効果があるロボットとしてギネスブック(2002年)に認定されている。多数のセンサーやAI(人工知能)によって、人間の呼びかけに反応し、抱きかかえると喜んだり、優しく撫でると懐いたり、ヒゲを触ったら嫌がったりする。また、充電は口におしゃぶり型の充電器をさすデザインになっていて、キューキュー言いながら喜ぶ。このように人間の五感を刺激する豊かな感情表現や動物らしい行動で人を和ませて心を癒す。アメリカではFDA(食品医薬品局)より医療機器として承認され、多くの医療施設や介護福祉施設などに採用。自閉症の子どもや認知症の高齢者などに使用され、高い評価を得ている。(PAROのライセンスは株式会社知能システムが所有している。)

日本 産業技術総合研究所 セラピーロボット 介護 医療 介護施設 病院 個人 法人

産業技術総合研究所

パロ(PARO)

メーカー希望小売価格

388,800 円 (税抜)

ALSOK

REBORG-Z(リボーグ Z)

REBORG-Zは、綜合警備保障株式会社(ALSOK)が開発した案内機能を備えた警備ロボット。顔認証機能により事前に登録された特定者リストと照合することで、社員と不審者を識別し、犯罪を抑止する。また、各種センサーにより、ガスや火災などを検知する事ができる。検知した場合は、防災センターに通知を行い、全面の液晶画面に避難警告を表示し、音声による避難誘導を行う。その後、REBORG-Zに内蔵の消火器で初期消火活動も可能。タッチパネルには様々な情報を表示し、音声で案内することが可能。コンテンツは多言語での表示も対応している。ALSOKの警備ロボットは1982年から開発されており、REBORG-Zは11号機に当たる。

日本 ALSOK 案内 警備 商業施設 展示会 法人

ALSOK

REBORG-Z(リボーグ Z)

SEQSENSE

SQ-2(SQ-2)

SQ-2は、SEQSENSE(シークセンス)社が開発している自律移動型警備ロボット。全長は130cm。シークセンス社は明治大学の黒田洋司教授らが設立したベンチャー企業。最大の特徴は本体頭頂部でクルクルと回る3次元センサー。2次元のセンサーが3つ装備されていて、これを回して取得した2次元の画像データを合わせることで3次元の画像を生成してリアルなセンシングを可能にしている。 予め決められた巡回ポイントを設定しておくと、ロボットが最適なルートを算定し、そのポイントを自律的に巡りながら確認を行っていく。自律移動中はLiDARやセンサ等で、周囲の人や障害物を検知し、ぶつからないように動作する。ロボットに装備したカメラで防災センターから遠隔で映像による監視・確認や撮影ができるほかマイクを通して会話も可能。

日本 SEQSENSE 警備 オフィス 商業施設 法人

SEQSENSE

SQ-2(SQ-2)

スピーシーズ

高坂ここな(Kosaka Cocona)

「高坂ここな」は、スピーシーズ株式会社が展開を計画しているロボットプラットフォームでの開発機体。 美しい仕草と等身大サイズにこだわった「高坂ここな」は、目やまぶたの動きまで含めた42自由度を誇る関節を繊細に制御することで、人間らしい繊細な表現が可能。 有名フリーソフトを使ったモーション作成や、高い運動性能を実現するワイヤー駆動方式など、多品種のロボットでも多様なコンテンツを開発しやすい工夫が各所に盛り込まれている。

日本 スピーシーズ エンターテインメント 商業施設 展示会 法人

製品詳細

概要

エンターテイメントロボット

販売開始
価格
価格詳細
サイズ 身長155cm
カラー
重量
開発環境
自由度 42
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト http://robo-pro.com/speecys/products/index.html

スピーシーズ

高坂ここな(Kosaka Cocona)

洛元

桃色花子(ももいろ はなこ)

桃色花子は、ひとり暮らしの方や高齢者など、幅広いユーザーを対象にした音声認識人形。身長は58cm。愛称は「はなちゃん」。150種類以上のセリフと15曲の童謡を収録し、可愛らしい子供の声と愛嬌のある関西弁でユーザーの心を癒やす。

日本 洛元 コミュニケーション 介護施設 家庭内 個人

製品詳細

概要

コミュニケーションロボット

販売開始
価格 37,999円(税抜)
価格詳細
サイズ 身長58cm× 幅20cm× 奥行10cm
カラー
重量 約1Kg
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト http://momoirohanako.com/

洛元

桃色花子(ももいろ はなこ)

メーカー希望小売価格

37,999 円 (税抜)

セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ

laundroid(ランドロイド)

2015年にCEATEC JAPANで発表された全自動折りたたみ機。AIとロボティクス技術を駆使し、衣類を分類しながらたたんでくれる。発売に向け期待を受けていたが、たためない衣類への対応の遅れなどをうけ、2019年4月に破産。

日本 セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ 個人 法人

セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ

laundroid(ランドロイド)

MANOI企画

プリメイドAI(プリメイド・アイ)

「プリメイドAI」はエンタテイメントを主眼においたダンスコミュニケーションロボット。身長は46.5cm。25個のサーボモーターを全身に配し、表現力とキレのあるダンスが可能。20種類以上のプリセットモーションを操作できるスマホアプリなどロボット初心者にも配慮した設計になっている。アイドルとコラボし、楽曲を踊る、PVに参加するなどの特徴的なプロモーションが展開された。

日本 MANOI企画 エンターテインメント 家庭内 展示会 個人

製品詳細

概要

エンターテイメントロボット

販売開始 2015年10月29日
価格 138,000円
価格詳細
サイズ H46.5cm、W13cm
カラー
重量 1.9kg(バッテリー搭載時)
開発環境
自由度
バッテリー 動作時間15分
センサー ジャイロセンサー
通信方式
公式サイト http://robots.dmm.com/robot/premaidai

MANOI企画

プリメイドAI(プリメイド・アイ)

メーカー希望小売価格

138,000

トヨタ自動車

CUEシリーズ(AIバスケットボールロボット)

CUEはバスケットゴールにシュートを決めることに特化したロボット。トヨタ自動車の有志が集まって開発がスタートした。CUEは2018年にアルバルク東京に入団し、ロボット初のプロバスケットボール選手としてのキャリアをスタート。初代CUEは2018年3月28日にお披露目、リングから2〜4メートルの距離であれば狙ったシュートを100%外さない性能を見せた。その後、「飛距離が伸びない」というCUEの課題を解決した「CUE2」が2018年11月24日にお披露目。「CUE2」は手首もスナップが効くようになっため飛距離が伸びた。しかしその分動きが複雑になり、お披露目された際には1本シュートを外してしまった。そしてさらに改良を重ねた「CUE3」が2019年4月10日にお披露目。3ポイントシュートを見事に決めた。そして同年の6月には「ヒューマノイドロボットによる連続フリースロー最多成功数」のギネス記録を取得。成功数は東京オリンピック・パラリンピックに由来した2020本。「CUE3」からさらに進化した「CUE4」では「自分でボールを掴んでシュート」、そして「走る」ことができるようになり、スリーポイントコンテストに世界初挑戦した。「CUE5」は2021年7月25日に行われた東京2020オリンピック「アメリカvsフランス」戦のハーフタイムに登場し、3ポイントシュートとハーフコートレンジからのシュートを見事に決め、SNSで話題となった。

日本 トヨタ自動車 エンターテインメント

トヨタ自動車

CUEシリーズ(AIバスケットボールロボット)

パナソニック

エボルタNEOくん(EVOLTA NEO)

「エボルタNEOくん」は、乾電池「エボルタNEO」の長もち性能を実証するために様々なチャレンジに挑戦するパナソニック製のロボット。身長約17cm。一般発売はされていない。生年月日は2017年4月10日。長もち性能の挑戦は2008年から行われており、当時はNEOくんの兄であるエボルタくん(生年月日:2008年1月15日)がつとめていた。エボルタくんやエボルタNEOくんはロボットクリエーターの高橋智隆氏が設計・開発を行った。 チャレンジでは、グランドキャニオンの断崖絶壁に挑戦したり、モータースポーツの聖地ル・マンのサーキットで24時間耐久走行などに挑戦している。2018年には、エボルタNEOくんが「乾電池を動力にしたロボットが泳いだ世界最長距離」として、ギネス世界記録を達成。広島県「宮島口」から「嚴島神社 大鳥居」までの約3kmを泳いだ。2019年8月には、東京2020オリンピック・パラリンピックまであと約1年というタイミングもあって、実際に競技が行われるお台場海浜公園を舞台にトライアスロンに挑戦。スイム、バイク、ランのコースを1時間26分40秒で無事完走した。距離は、スイムが150m、バイクが4km、ランが1kmの総距離5.15km。

日本 パナソニック エンターテインメント

製品詳細

概要

エンターテイメントロボット

販売開始
価格 円(税抜)
価格詳細
サイズ H170mm× W70mm× D50mm
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー -
センサー
通信方式
公式サイト https://panasonic.jp/battery/challenge.html

パナソニック

エボルタNEOくん(EVOLTA NEO)

ソフトバンクロボティクス

RS26(RS26 powered by BrainOS)

RS26 powered by BrainOS は、スクラバー式(水掃除車)の大型の自動走行清掃ロボット。本体の下部の床に水を撒き、ブラシ等で磨いた後、水をきれいに吸い取るという一連の動作を行う。清掃員が乗車して清掃しながら走行すると、そのルートを自動的に学習するティーチング方式を採用。2回目以降はスタートボタンを押すだけで記憶したルートを自動清掃する。複数ルートの記憶も可能でホームロケーションコードで登録、最大60ルートまで対応できる。 自律走行時の最高速度は4.0km/h、水タンク容量は110L、バッテリー駆動時間は約4.2時間、最大作業範囲は2,657平米/h、平均で概ね1,500〜1,700平米/hとなっている。 スマートフォン用アプリと連携し、掃除の完了をスマートフォンアプリに通知したり、人や障害物を検知して停止した場合等の緊急通知を行うことができる。また、前方のカメラで人や障害物の写真を撮影し、その画像付きで通知を行うことも可能。

日本 ソフトバンクロボティクス 清掃ロボット 商業施設 法人

製品詳細

概要

自動走行清掃ロボット: 湿式(スクラバー)

販売開始
価格
価格詳細
サイズ 1691×864×1383mm
カラー
重量 重量280kg
開発環境
自由度
バッテリー フル充電に必要な時間は8〜12時間。駆動時間は4時間程度
センサー
通信方式
公式サイト https://www.softbank.jp/biz/robot/rs26/

ソフトバンクロボティクス

RS26(RS26 powered by BrainOS)

デアゴスティーニ

Robi(ロビ)

Robiは身長約34cm、体重約1kg、2足歩行のヒト型コミュニケーション・ロボット。週刊で届く全70号(70巻)に付属するパーツを組み立てると完成するパートワーク商品。デアゴスティーニ・ジャパン刊。第三版まで発売され、完成までは合計で約14万円かかるものの、それでも国内で累計12万台以上が売れる大ヒット製品となった。二足歩行型の本格的な会話ロボットとしては世界で最も売れた商品だろう。 声はピカチュウやワンピースのチョッパー役の大谷育江氏が担当、音声合成は使っていない。首3軸、腰1軸、両腕6軸、両脚10の計20自由度を実現、ロボットクリエイター高橋智隆氏がデザインを手がけた。約200の言葉を理解し、話すときは口が光り、目の色や身ぶり手ぶりで感情を表現する。曲に合わせてダンスをしたり、歌ったり、旗あげをしたり、ボールキックといったゲームをすることもできる。

日本 デアゴスティーニ コミュニケーション 家庭内 個人

デアゴスティーニ

Robi(ロビ)

メーカー希望小売価格

148,000 円 (税抜)

LINE

Clova WAVE(クローバウェーブ)

Clova WAVEは、AIアシスタント「Clova」に対応したスマートスピーカー。Clovaシリーズの音質重視モデル。音楽やラジオの再生、天気やニュースの読み上げの他に家電の操作が可能。家電の対応機器は80,000以上で、普段から赤外線リモコンで操作している物であれば接続することができる。

日本 LINE スマートスピーカー 家庭内 個人

製品詳細

概要
販売開始 2017年10月5日
価格 14,261円(税込)
価格詳細
サイズ H201.05㎜×下底86.25㎜×上底139.84㎜
カラー
重量 998g
開発環境
自由度
バッテリー 5,000mAh
センサー
通信方式
公式サイト https://clova.line.me/wave/

LINE

Clova WAVE(クローバウェーブ)

メーカー希望小売価格

14,261 円 (税込)

LINE

Clova Desk(クローバーデスク)

Clova DeskはLINE社の音声アシスタント「Clova」と連携した画面付きスマートスピーカー。7インチのディスプレイを搭載し、ハンズフリーのビデオ通話が可能。ビデオ通話ではSnowのようにエフェクトをつけながらの会話することもできる。赤外線リモコン機能も搭載されている為、スマート家電と接続することも可能だ。公式サイトではClova Deskのマンガ「兄が謎の機械を押し付けてきたと思ったら自分も買ってた7日間の話」が公開されている。

日本 LINE スマートスピーカー 家庭内 個人

LINE

Clova Desk(クローバーデスク)

メーカー希望小売価格

27,540 円 (税込)

ヴイストン

CommU(コミュー)

CommUは、会話のキャッチボールを可能とする社会的対話ロボット。大阪大学 大学院基礎工学研究科教授の石黒浩氏と准教授の吉川雄一郎氏らがヴイストン株式会社と共同で開発を行った。人がロボットに向かって話しているのか、そうでないのかを認識したり、CommU同士のコミュニケーションや掛け合いを可能としている。また、コミュニケーションの最中に、人に対して質問したり、共感を求めたりする。CommU3体が視聴者からの悩みに対し対話を通じてアドバイスを伝えるTV番組「ロボロボ」(MBS)の放送も行われており、大阪大学の石黒浩教授は番組を通じて「人間がおもしろいと感じるロボットの対話パターンを見つける」ことを目指している(YouTubeでも一部閲覧できる)。

日本 ヴイストン コミュニケーション 研究用

関連ロボット

ヴイストン

CommU(コミュー)